90年代に突如復活したアナーキー。本作は彼らが復活した際に収録した無修正テイクのライブアルバム。70年後半に彗星の如く登場して日本のパンクの道標となった素晴らしいバンドです。80年半ばギターのマリの傷害事件を契機に「The Rock Band」と名を替えやってましたが、初期の4枚くらいは危険な感じが好きでフラストレーションの溜まったティーン時代によく聴きました。小生がどうしょうも無く憧れていた裕也さんのニューイヤーロックFesに晴れて出演できた時、最も浅草の会場を熱狂の渦に巻き込んでいたのは、なんともう終わったと思っていたこの「アナーキー」でした。その時は既にThe Rock Bandと名乗ってましたがスピリットや演ってる曲はアナーキーそのものでシゲル(Vo)や藤沼伸一(G、泉谷のバックでも名演)のなんとカッコよかったこと!半狂乱の観客が今でも目に焼きついています。 この94年ライブは1夜限りのオリジナル・メンバー勢揃いの演奏で理由あっての復活。昔のアルバムがCD化された時、天皇批判曲「東京イズバーニング」が削除されたり、レコードの時も外されてた芸能界批判曲「タレント・ロボット」が音源さえビクターに残ってないと言われ、怒り心頭のメンバーが決着をつける為に行ったそう。もう拍手喝采です。その「東京~」でオープニングの熱いライブですが「なにが日本の象徴だ。なんにもしねえでふざけんな」の名フレーズもノイズ無しで見事収録。他にも「あぶらむし」、「ロックスター」、「団地のオバサン」、「叫んでやるぜ」、「心の銃」、「缶詰」など珠玉の名曲がズラリ並ぶ圧巻の23曲。愛だ恋だは一切ありません。あるのは熱いメッセージと社会矛盾への怒りのみ。今でも「もうやってられるかっ」て気分の時聴くとグッときます。 「裕也さんが80年代に最も衝撃を受けたのは尾崎豊とアナーキーだそう。さすがの着眼点に敬服。」
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ANARCHY LIVE 1994 亜無亜危異
「東京イズバーニング」無修正収録!
「タレント・ロボット」収録!
90年代に突如復活したアナーキー。本作は彼らが復活した際に収録した無修正テイクのライブアルバム。70年後半に彗星の如く登場して日本のパンクの道標となった素晴らしいバンドです。80年半ばギターのマリの傷害事件を契機に「The Rock Band」と名を替えやってましたが、初期の4枚くらいは危険な感じが好きでフラストレーションの溜まったティーン時代によく聴きました。小生がどうしょうも無く憧れていた裕也さんのニューイヤーロックFesに晴れて出演できた時、最も浅草の会場を熱狂の渦に巻き込んでいたのは、なんともう終わったと思っていたこの「アナーキー」でした。その時は既にThe Rock Bandと名乗ってましたがスピリットや演ってる曲はアナーキーそのものでシゲル(Vo)や藤沼伸一(G、泉谷のバックでも名演)のなんとカッコよかったこと!半狂乱の観客が今でも目に焼きついています。
この94年ライブは1夜限りのオリジナル・メンバー勢揃いの演奏で理由あっての復活。昔のアルバムがCD化された時、天皇批判曲「東京イズバーニング」が削除されたり、レコードの時も外されてた芸能界批判曲「タレント・ロボット」が音源さえビクターに残ってないと言われ、怒り心頭のメンバーが決着をつける為に行ったそう。もう拍手喝采です。その「東京~」でオープニングの熱いライブですが「なにが日本の象徴だ。なんにもしねえでふざけんな」の名フレーズもノイズ無しで見事収録。他にも「あぶらむし」、「ロックスター」、「団地のオバサン」、「叫んでやるぜ」、「心の銃」、「缶詰」など珠玉の名曲がズラリ並ぶ圧巻の23曲。愛だ恋だは一切ありません。あるのは熱いメッセージと社会矛盾への怒りのみ。今でも「もうやってられるかっ」て気分の時聴くとグッときます。
「裕也さんが80年代に最も衝撃を受けたのは尾崎豊とアナーキーだそう。さすがの着眼点に敬服。」
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